ゴジの発言
1999年11月14日22時30分頃 旧特設BBSの書込みより

ガオーと吠えて、元気に登場させてもらいます。
私、長谷川和彦、噂のゴジ、53歳であります。
このサイトの存在は、少し前に助監督に教えられて知りました。
自分自身も出所を忘れている古い映像まで使われたサイトに、 照れ臭いような、
懐かしいような、励まされるような、複雑な気分になりました。
そのころ丁度、復帰作の脚本を書いている最中だったので、
一段落したら元気なカムバック宣言と共に登場しようと考えていましたが、
残念ながら、またまたその作品は流れてしまいました。
久し振りに本気で撮る気になっていたので、正直ガックリ落ち込みましたが、
ヤケ酒を飲むのにも疲れ果て、このままではイカンと立ち直ろうとしている現在です。
先ずは、投稿者諸氏・サイト製作者の励ましに感謝したいと思います。
大昔に、たった2本しか映画を撮らなかった駄目監督に、
過分のエールを送ってくれて、本当にありがとう。 この感謝の念を形にするのは、
長谷川らしい映画を撮るしかない、 と考えていますが、そこで早速「提案/御願い」です。
準備していた作品が流れたために、現在私の次回作企画は、
恥ずかしながらほぼ白紙に近い状態です。 もちろん『連合赤軍』をはじめ、
私が映画化にこだわってきた企画は 幾つかあるのですが、
それぞれにそれぞれの映画化困難な事情があって、 即次回作の企画にするにはムズカシイ状況なのです。
そこで「提案/御願い」ですが・・・『長谷川和彦復帰作品の企画募集』
とブチかましてみたいと思います。
いわゆる原作もの(小説・漫画・ノンフィクションを問わず)でも、
オリジナルの企画シノプシス・脚本でもOKです。
先ずはあまりややこしく考えずに、「駄目ゴジに情報提供・アイデア提供して、
その重すぎるケツを蹴飛ばしてやろう」で良いのです。
しかし、私はマジであります。
(オリジナルの企画シノプシス・ 脚本には、当然正規のギャランティが支払われます)
このサイト上で、千差万別・玉石混交の企画が火花を散らせば、
いかに怠け者の長谷川でも、必ずや立ち上がるでしょう。いや、立ち上がりたいのです。
皆々様の奮っての参加に、心から期待しています。
そしてその結果、近い将来、このサイトで 『長谷川和彦復帰作品のスタッフ募集』なんて
ブチあげられたら素晴らしいなあと夢見ながら、 「ゴジ投稿その1」を終わりたいと思います。