一人でも多くの人に、この本を読んでもらいたい。
孤独に追いつめられた気分で、祈るように思う。
この言葉を私は若き映画志望の諸氏のためだけでなく、私自身のために吐いている。
ここには、同志/孟さんが描いた本物の人間たちの物語がある。
そして、「人と人の出会いが映画を作ること」が記録されてある。
孟さんと出会ったおかげで、私は『青春の殺人者』を作ることが出来た。
……今、私は、新しい出会いを心底欲しているのだ。
一緒に映画を作ろう。
そして、先に逝ってしまった同志/仲間たちに、「俺たちの映画」を見せてやろうぜ。
2001/09/17